「日本で最も美しい村」中川村の見事な桜
「西丸尾の桜」上伊那郡中川村美里地区、小池さん宅のエドヒガンザクラ
陣馬山山麓にひっそりと佇む、推定樹齢500年の名桜
中央アルプスを背景に、谷村さん宅のソメイヨシノ
懐かしい日本の、里山の景観です
「美里」地区と言うとおりに、無名の桜がめいっぱい咲いている
上伊那郡中川村は昨年10/7に、「日本で最も美しい村」連合に加入承認されました
これで、なんと南隣りの下伊那郡大鹿村と並んでの「美しい村」です
春爛漫を迎えた、いつもの陣馬形山頂からの絶景
春夏秋冬、いつ来ても、いつまで居ても、飽きませんなぁー
岩魚くんが待ってる、早く行ってあげなくては、「山の神さま、ありがとう」







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下伊那の歌人15
ふたりめの男子ながらも鯉幟一つをせめて祝ひやりたし
遠山 敏逸郎
和田村生まれ。アララギに入会し、森山汀川の指導を受けた。
その年、鯉のぼりを吊す竹は私が選んだ。桜の花が終わって代掻(しろか)きが始まる頃、祖父はあらかじめ目星をつけておいた何本かの孟宗竹のうちから1本を選ばせたのだった。祖父は足場の悪い急斜面に立って私が指差した竹に鋸を入れた。黒い地面に鋸屑が白く散り、切り倒された竹は川の近くまですべり落ちていった。静寂が戻り、切り株のあたりを見上げると、その所だけ新しい空が見えていた。幼い私の決定がもたらした空だった。その後の、小枝を払い滑車やロープを取り付ける一連の作業をじっと眺めていた。祖父はまだ幼かった私との遣り取りを楽んでいたに違いない。今の私にはよく分かる。
鯉のぼりは強い風を受けると竹をしならせて泳ぎ、てっぺんの矢車は殊更に高い音を奏でる。
「おらほうにも坊がおるんだに」
かつて祖父が通った道筋を今私はまったく同じように辿っている。
2010 年 4 月 14 日 7:32 AM from 伊那の白梅