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秘仏 「執金剛神立像」奈良東大寺法華堂(三月堂)
国宝 執金剛神立像(しゅこんごうじんりゅうぞう)
金剛杵(こんごうしょ)を執って仏法を守護する神さまです。
眼を瞋(いか)らせ、口を喝と開いて、今にも怒号と共に金剛杵を振り下ろそうとする一瞬が実に見事です。
東大寺の前身寺院である金鍾寺(こんしゅじ)の創建よりも前に、
役行者(えんのぎょうじゃ)が、この尊像を板車に乗せ、荒縄を付けて引っ張り歩いていたとのこと。
(諸説ありますが)
髻(もとどり)の元結(もとゆい)紐の端が決失しているのは、
平将門の乱(940年)の折、この神前で将門誅討の祈祷を行ったところ、
この髻が大蜂となって東方に飛び去り、乱を平定したとの、霊異伝説が残っています。
戒壇院の四天王像と同じく塑像ですが、秘仏であったために、鮮やかなその色彩に惹きつけられます。
毎年一度、開祖良弁(ろうべん)僧正の遷化日(773年)、12月16日に特別開扉
ちょうど、あと七か月後にまたお会いできますね



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