桜守ガイド堅義理くんの趣味の日記。日本伝統の木造建築の情報も掲載していきます。

南信州の自然と風土をこよなく愛する管理人の情報発信日記です
カテゴリ>>仏像のお話

30年来の恋人、 「九面観音」さんです。 (法隆寺)

本物の仏像はみな 生きています 。

小学生だった頃から、最初にお会いしたその瞬間に魅入られてしまった仏像が、何体もあります。

人生のその時々に、またお会いし、こころでお話しをします。

なかでも、法隆寺の九面観音さんは、私の憧憬です。

この像は、頭上面以外は耳飾り・胸飾り・瓔珞(ようらく)などの装身具、天衣、右手に執る数珠や左手に捧げ持つ水瓶を含めて足下の蓮華までの、すべてを白檀の一木から彫り出している。各部分はあくまで細緻に丹念にに彫られ、白檀像の特性をいかんなく発揮している。鼻筋が通り、瞳の奥に強い意志を秘めた若々しい表情は、中国初唐から盛唐にかかる頃の石彫作品と似たところがあり、その制作時期をほぼ七世紀後半ととらえることができる。

中国から請来された檀像の代表的作品です。  像高 37.6cm。 国宝。

(2008年05月23日 21:38 from 堅義理 )

コメント&トラックバック

木魂様、
はじめましてkoba_7703こと小林と申します。
私も九面観音の緻密で均整のとれ美しさに憧れています。
仏像彫刻をはじめた当初、九面観音像を写真で見てそれ以来イメージが焼きついて頭から離れません。何時かは九面観音像を見本に彫刻をしてみようと思っております。しかし、本などで九面観音像の正面、右側面、左側面、背面の写真を探しておりますが見つかりません。もし参考になる情報がございましたらお知らせいただけると助かります。あつかましいお願いですが、よろしくお願いいたします。

2010 年 10 月 30 日 4:53 PM from koba7703

小林様

お問い合わせをありがとうございました。

2年半ほど前に、飛鳥資料館書籍コーナーで見つけた、
 「檀像 白檀仏から日本の木彫仏へ」
    奈良国立博物館の編集・発行(平成3.4/26)
 という絶版になっている書籍から、お許しを得て撮影させて
 頂きました。
 右側・背面全体像、頭部左側拡大の写真も載っていました。

 なんと、海住山寺の十一面観音さんの詳しい解説もありました。

 調べてみてくださいね。

 
 

2010 年 11 月 1 日 10:44 AM from 堅義理

海住山寺!
大好きなお寺さんです。

また行きたいですね。

自然災害で、私の好きなものが失われてしまうのが、つらいです。

鎌倉のイチョウも。

東北のお寺さんも被害が大きかったのでしょうか。毛越寺なんかも行きました。心配です。

2011 年 3 月 13 日 8:11 PM from 真漁丸 ルウにゃん