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美しい中川村 「 飯沼棚田 」の酒米収穫
天龍川左岸、中川村飯沼地区に残る、棚田
この地区の有志の皆さんによる、恒例の「酒米」の収穫作業が行われました
背景に中央アルプス、(左より)越百岳、仙涯嶺、南駒ヶ岳、空木岳
収穫された酒米は、限定銘酒 「おたまじゃくし」 へと生まれ変わります
地元の造り酒屋、米澤酒造ではこの酒米を使い、これから三種類(三匹)の
「おたまじゃくし」 を仕込んでいきます どうぞお楽しみに
米澤酒造のある中組地区の美田です
中川村の至る所に、こうした美しい稲作の、原風景が残り続けています







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下伊那の歌人14
傳え來し田畑と思へば捨て難き執着のまま農地祭は終る
金田喜好
明治29年飯田市山本生。材木業を経営する傍ら作歌おこなった。
農家の子供達が田畑の手伝いをするのは当然のことだった。農繁期には学校は休みになり、それぞれに仕事が待っていた。学校が休みになることを喜ぶ子供もいたが、農作業は根気の続かない人間には辛いものだった。田植えや稲刈りの途中に、はかどらない仕事を嘆いては幾度ため息をついたことだったろう。家族も皆疲労困憊していて、些細なことで言い争いになった。長男としての重圧は感じながらも、いつの間にか家業を継ぐ気はなくなっていた。よその土地も知らず黙々と田畑を耕し一生を終えることは耐え難かった。喜びを感じる生活にはとても思えなかったのである。
希望通り私は飯田を離れて暮らす生活を手に入れることができた。あれから随分と長い時間が経ち、長い時間に晒されてきた。自然と向き合い唯黙々と土を耕す、そんな人生もありだったかなとやっと思えるようになった。
伊那谷に貧しき一生(ひとよ)終わるとも藤浪の花は門に咲き満つ
市來 勉
2009 年 11 月 1 日 1:19 PM from 伊那の白梅