桜守ガイド堅義理くんの趣味の日記。日本伝統の木造建築の情報も掲載していきます。

南信州の自然と風土をこよなく愛する管理人の情報発信日記です
カテゴリ>>仏像のお話

森厳雄偉な迫力 「神護寺薬師如来立像」(京都市高雄)

本物の仏像は生きています。

その精神性を感じとり、撮影し写真として表現する気概は、並大抵ではありません。

京都嵯峨野から周山街道を北山へ、徒歩にて急な坂道を高雄山麓から神護寺へと向かう。

参道から見上げる三門をくぐり、金堂まではいま暫らく。

本堂奥の薄暗い壇上、目の高さがちょうどお薬師如来の足元です。

眼を凝らしてじいっと見入ります。

息が止まり、腹の底から突き上げたものが、脳に溢れます。

ほっとして目頭が熱くなります。

ふっと息が漏れて、力が抜けて、眼尻から真珠がこぼれます。

“森厳雄偉な迫力” まさにその通りです。が、とても柔和なお顔に思えます。

それにしても、土門拳氏の写し撮った仏像の精神は、すごい。

生きている仏像の魂が彼に乗り移っているようです。

土門拳氏の故郷、山形県酒田市をぜひ訪ねてみたいです。

「おしん」の奉公先も酒田でしたね。

(2008年05月28日 19:49 from 堅義理 )

コメント&トラックバック