桜守ガイド堅義理くんの趣味の日記。日本伝統の木造建築の情報も掲載していきます。

南信州の自然と風土をこよなく愛する管理人の情報発信日記です

よそにない味 中華そば 「 酔 仙 閣 」(飯田市内知久町)

まるで三国志の「張飛益徳」が現れそうな ” 酔仙閣 ” (すいせんかく)

二代目店主、牧野さんに聞いてもその名の由来はわからない。

戦後間もなく先代 (父親) が始めた中華そば

飯田市内では有名な通の味

のびやかな麺と、うま味がつまったつゆ、しつこくない醤油味

腿肉の薄めに切られたチャーシューと、白く細長い辛くないメンマ

これに長ネギの細かい輪切りが相まって、絶妙な逸品

冠婚葬祭で休む以外は、毎日営業している

しかも、午後は通しでやっているので、遅くなった昼食がありがたい

常連さんは食べ終わると、お代といっしょに空いた器も、” 窓口 ” まで届ける

一人できりもりしている牧野さんへの、いつものちょっとした感謝だ

ほのぼのとしたお人柄と、その ” あじ ”  ☆ ☆

チャーシュウメン、お値打ちの700円

(2008年05月30日 17:27 from 堅義理 )
カテゴリ>>仏像のお話

森厳雄偉な迫力 「神護寺薬師如来立像」(京都市高雄)

本物の仏像は生きています。

その精神性を感じとり、撮影し写真として表現する気概は、並大抵ではありません。

京都嵯峨野から周山街道を北山へ、徒歩にて急な坂道を高雄山麓から神護寺へと向かう。

参道から見上げる三門をくぐり、金堂まではいま暫らく。

本堂奥の薄暗い壇上、目の高さがちょうどお薬師如来の足元です。

眼を凝らしてじいっと見入ります。

息が止まり、腹の底から突き上げたものが、脳に溢れます。

ほっとして目頭が熱くなります。

ふっと息が漏れて、力が抜けて、眼尻から真珠がこぼれます。

“森厳雄偉な迫力” まさにその通りです。が、とても柔和なお顔に思えます。

それにしても、土門拳氏の写し撮った仏像の精神は、すごい。

生きている仏像の魂が彼に乗り移っているようです。

土門拳氏の故郷、山形県酒田市をぜひ訪ねてみたいです。

「おしん」の奉公先も酒田でしたね。

2009年は、生誕100年となります。

(2008年05月28日 19:49 from 堅義理 )
カテゴリ>>木魂日記

地元情報誌、”月刊いいだ” に掲載されました。

月刊・タウン情報「いいだ」4月号 ”和の匠” に載った櫻井棟梁の記事を紹介します。

「和の匠」飯田下伊那ものづくり紀行

宮 大 工

一般住宅と違い、構造から装飾まで独特の様式を備えた”祈りの場”としての建築に関わる宮大工。新築建造だけでなく伝統建築の守り手として、文化的価値が高い建物にも携わり、解体や修理も行う。在来工法や木材の知識に加え、複雑な造作や曲線を作り上げる高度な技術も要求される職人だ。

歴史ある神社仏閣が多い南信地方。建立は京都や奈良から職人を招き入れて行われ、この地に残した技術で多くの宮大工が生まれたといわれている。

現在は全国で二桁にまで減少したといわれる職人の世界に自ら足を踏み入れたのは、清内路村「三清建築」の櫻井三也さん(54歳)。15歳で一般大工の棟梁に弟子入り後、奥の深い宮大工の技術に魅せられ27歳で独立。口伝のみで守られる伝統を習得するため、寺社に出向いては”目”で研究し、独学で自分のものにした。古民家の再生や次世代の育成にも取り組み、「後世に残る作品として責任をもち、何百年後に修理にあたる宮大工がほれ込むような物を作りたい。今の時代を生きた使命だという気持ちで伝統と向き合う」と話す。

職人としてのその強い誇りを厳かな寺社自体が物語っていた。

すべての作業の始まり「墨付け」。熟練の”勘”がものをいう。

取材していただいた棚田さん、ありがとうございました。

(2008年05月27日 19:46 from 堅義理 )
カテゴリ>>木の話,木魂日記

宮大工がつくる あなただけの木造建築 「夢殿」「多宝塔」

奈良斑鳩法隆寺 夢殿

この夢殿ご本尊は、聖徳太子等身の秘仏「救世(くせ)観音像」です。

毎年、春と秋に特別開扉されます。

さて、宮大工櫻井三也がつくる、いまだけ、ここだけ、たなただけ、の「夢 殿」 です。

法隆寺夢殿に代表される八角円堂の一隅を、変化工夫したデザインで、

特許庁に意匠登録してあります。

世界中でただひとつ、宮大工櫻井三也のつくるあなただけの宝物です。

日本伝統の木の文化と、本物の価値を後世に遺します。

いまだけ、 限 定 5 棟 受注・建立致します。

建立費用及び工期は、木魂の大きさ・仕様などで異なりますが、

高さ2.4m で費用は880万円~ 、工期は3ヵ月~4ヵ月が目安となります。

木魂 ( こだま) の建築様式には、「 夢 殿 」 と 「 多 宝 塔 」、「五輪塔」 があります。

木造建築のお墓として、多宝塔を建立された方もいらっしゃいます。

詳しくは、本ホームページ □ 木魂 ( こだま) をご覧ください。

(2008年05月25日 17:17 from 堅義理 )
カテゴリ>>仏像のお話

30年来の恋人、 「九面観音」さんです。 (法隆寺)

本物の仏像はみな 生きています 。

小学生だった頃から、最初にお会いしたその瞬間に魅入られてしまった仏像が、何体もあります。

人生のその時々に、またお会いし、こころでお話しをします。

なかでも、法隆寺の九面観音さんは、私の憧憬です。

この像は、頭上面以外は耳飾り・胸飾り・瓔珞(ようらく)などの装身具、天衣、右手に執る数珠や左手に捧げ持つ水瓶を含めて足下の蓮華までの、すべてを白檀の一木から彫り出している。各部分はあくまで細緻に丹念にに彫られ、白檀像の特性をいかんなく発揮している。鼻筋が通り、瞳の奥に強い意志を秘めた若々しい表情は、中国初唐から盛唐にかかる頃の石彫作品と似たところがあり、その制作時期をほぼ七世紀後半ととらえることができる。

中国から請来された檀像の代表的作品です。  像高 37.6cm。 国宝。

(2008年05月23日 21:38 from 堅義理 )