現存する世界最古の木造寺院建築 「山田寺東回廊」(飛鳥資料館)
奈良県高市郡明日香村奥山にある、飛鳥資料館です。
「なら」は、「奈良」、「那羅」、「平城」、「寧楽」とも書かれてきました。
「アスカ」は、接頭語”ア”が、浅洲や平らな砂地であることを示す”スカ(洲処)”についた”ア・スカ”に由来するという説が有力です。
古代には、アスカという音に漢字をあてた”明日香”、”阿須迦”、あるいは、”飛ぶ鳥のアスカ”というアスカの枕詞に由来して、”飛鳥”などと表記された。
また、”飛ぶ鳥の”という枕詞については、飛鳥川沿いの小盆地であるこの地域には、多くの鳥が生息することから、表現されたとする考えもあります。
この写真は、再現されたかつての山田寺の東回廊です。
山田寺は、大化の改新で名高い蘇我倉山田石川麻呂が、641年に建設を始めた初期仏教寺院です。1982年の発掘調査によって、その東回廊が倒れた状態で、地中に埋もれているのが見つかりました。飛鳥の大寺院の多くは時代の流れとともに地上から姿を消しており、これは、現存する木造寺院建築の世界で最古の例となります。
東回廊は、七世紀の半ばに造られ、十一世紀前半頃まで地上に立っていました。
建物として使われていた350年の間に部分的な改修を受けてはいますが、1000年もの間、地中に眠っていた建築部材は、脆く壊れやすくなっており、保存処理に14年も費やされました。
また、当時の建築用材についても、柱が後に交換された一本以外は、クスノキであること、紅梁にマツが使われていました。
キトラ古墳石室内の、獣頭人身像の壁画 「 十二支 」 の 「 寅 」を確認してきました。









