桜守ガイド堅義理くんの趣味の日記。日本伝統の木造建築の情報も掲載していきます。

南信州の自然と風土をこよなく愛する管理人の情報発信日記です
カテゴリ>>南信州の自然,

円満坊のエドヒガン桜 (松川町生田)

樹齢400年以上。

旗本、阿島藩のお姫様が観桜に訪れたこともあると謂われる由緒ある桜。

(2008年05月19日 12:37 from 堅義理 )
カテゴリ>>木の話

奈良斑鳩 法隆寺 の 楠(くすのき)

古来、仏像制作のために様々な材料が用いられてきました。

その中に、檀像(だんぞう)と呼ばれる、南方産の白檀(びゃくだん)などの、香木を彫刻して作った仏像があります。

日本では、他の国産の木材を用いて檀像が作られました。

その主な材が、榧(かや)、檜(ひのき)、そして、この 楠(くすのき) なのです。

かなりの老木ですが、手入れの方に聞いても、樹齢は不明だそうです。

見事な楠の大樹です。

修学旅行の生徒さん達へ、先生・ガイドさん 「檀像の話しもお願いしますね。」

” 柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺 ” 正岡子規の句碑

こちらの解説はよーくされていましたが ・・・

(2008年05月17日 16:05 from 堅義理 )
カテゴリ>>仏像のお話

私が、私と、向き合う。 「廣目天」 東大寺戒壇院四天王像

私が、いつでも己の こころ と すがた をさらけ出して、お話しする仏像です。

お顔とお姿は、その時々の自分の心情で全く違って観えます。

今日はどこか冷ややかで、少し突き放されて、間をとっていられるようです。

足蹴にされている邪鬼の顔、でかい鼻の穴と裂けた口にめいっぱいの歯。

1200年以上にも亘り、その時代の庶民の煩悩を見続け、対話し、諭してきたのです。

早朝40分ほど、ほかの参拝者が誰もいない堂内で向い合っているうちに

こころが楽になって、頬が弛んできました。

( 土門 拳 撮影 )

ありがとうございました。また、お話しにまいります。

因みに、堂内中央にある立派な造りの多宝塔には、地元飯田市の旭松食品謹製の、「こうや豆腐」がいつもお供えしてあります。

また戒壇院参道には、写真家 故 入江泰吉氏の旧宅もあります。

(2008年05月17日 15:15 from 堅義理 )
カテゴリ>>木魂日記

法隆寺宮大工 故 西岡常一棟梁のお墓をお参りしました。

法隆寺宮大工 西岡常一棟梁は、1908年(明治41年)9月4日に生まれ、1995(平成7年)4月11日に88歳で他界されました。

私は中学生の頃に西岡棟梁の存在を知りました。法隆寺金堂の復元に関わる、建築学者との木についての論争はあまりにも有名ですが。薬師寺の東塔や伽藍の再建に、棟梁として全知全能を傾け、取り組まれた姿に深く感動し、尊敬しています。

直接お会いした事などとてもなかったので、一度墓参をと願っていました。

この度、西岡棟梁の直弟子で鵤(いかるが)工舎の小川三夫棟梁の親切な計らいで、初めてお参りすることができました。

戒名は「光棟院常念大居士」です。

木に生き、木を生かす。心よりご冥福をお祈りし、しっかりと我が身を引き締めました。

平成13年にお亡くなりになった奥さんとの二人墓です。

墓地からは右前方に、法隆寺大宝蔵院の金色に輝く宝珠を望むことができました。

今回、突然の訪問にも拘わらず、わざわざ斑鳩町役場まで迎えに来てくれて

墓地までご案内してくださった、鵤(いかるが)工舎の工匠 前田世貴さんです。

素朴で温かなお人柄と、感じ入りました。

本当にありがとうございました。

なお、お墓の写真を撮らさせて頂いたこと、故人にお赦しを請うてまいりました。

(2008年05月17日 14:03 from 堅義理 )

絶品 細打ち蕎麦 駒草屋(駒ヶ根高原)

食べ物のなかでも蕎麦ほど、十人十色、好みもうんちくも異なるものはない。

私の今までの人生で巡り合った、最高にうまい蕎麦を紹介します。

駒ヶ根高原を流れる太田切川に架かる、駒ヶ根橋のたもとにある駒草屋。

白い細打ち麺であり、コシも風味も実にいい。

まずは何もつけずにいただいてみる。

真夏に、水をきった直後の蕎麦を口に含むと、その余りの冷たさが歯にキーンとくるほど。

つゆは辛くなく、甘めで奥深い味わい。大根おろしのみ適量つゆに入れる。

わさびは、少しづつ蕎麦に直接つけてから、つゆにつけ、一気にすする。

(写真は大盛り、海苔なし)

なんとこの瞬間に胃が、「うまーい!」と叫ぶのだ。 ☆☆☆

渓流釣りに中央アルプス水系へ入溪したあと、駒草屋に寄りほっと一息。

いつも明るく元気な声で迎えてくれる店主の馬場さんは、飯田市南信濃(遠山郷)の出身だ。

残ったつゆに蕎麦湯をたして、ゆっくりとしみじみ味わう。 また、胃が喜ぶ。

至福の時・・・

お店の脇には、十代後半に憬れたバイク、ホンダベンリーCB750が置いてある。

懐かしい、いわゆるナナハンだ。 あの頃漫画「ナナハンライダー」がヒットして、

男の子は誰でも、ノーヘルメットで颯爽と走ってみたかったものだ。

30年以上経った今でも、きちんと手入れされ、時々馬場さんはころがしている。 いつまでも若々しく、うまい蕎麦をお願いねー。

(2008年05月11日 16:12 from 堅義理 )