歌人も愛でる、「美しい大鹿村」の晩秋
先日、歌人の久保田幸枝さんを、晩秋の大鹿村へご案内しました
『 ちはやぶる 「夕立神」の うへの雲切れて からまつ山の黄金 』
『 貴種流離 ひとは悲話を喜べば しなの大河原に御所平あり 』
御醍醐天皇の八番目の皇子、宗良(むねなが)親王を祀る 「信濃宮」
『 みこも刈る 信濃宮の小暗さや 色づく楓を光背しとて 』
『 流れ皇子 流され皇子 いづれとも・・・ 逼塞四十年 ここに没すと 』
この日は、朝から曇り、小雨から霰(あられ)に変わり、秋晴れに
『 足もとの落ち葉にはづむ あられつぶ 出会いのうちなれ 首をすくめつ 』
『 風運ぶ しぐれに散る葉を身に浴びて 立つは山姥まぎれもあらぬ 』
「 キトドの杜 」 黄葉の静寂
『 七百年 むかしの人も見し黄葉 まさに見てをり 一行四人 』
『 見せたくて 見せたくなくて 見せたいといへば 見たくて 森に分け入る 』
厳しい寒さの冬を目前に、「木魂(こだま)」 は、桂の木に融け込んでいる
『 かくれ遊び 好きな人の 隠れどころ おほかつら立つ キトドの森は 』






